2014年7月31日木曜日

夫の反応

一本しか線の出ていないように見える検査薬を持って夫に報告。
もったいぶらないで一気に言った。



「私妊娠した、ほらコレ見て」



あごが落ちるとはこういうことを言うのか。
夫のあごは確かに落ちていた。
そして「へへへ」と力なく笑い「本当に?」と何度も聞いてきた。

混乱するよね、わたしも混乱してるもん。
結婚して8年、初めての陽性だから。

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2014年7月30日水曜日

その日の夕方

アキちゃんとお茶して、薬局で妊娠検査薬を買って家に着いたのは6時ごろ。

冬だったから、外は真っ暗だったのをよく覚えている。
夕飯は前日から作っていたカレーと簡単サラダ。
夫には夕飯は7時ごろになる予定、と伝えた。いつもの日曜日の夜の風景。


さて、妊娠検査薬。 試そうか、やめようか。
ま、どうせ陰性に決まってるんだから・・・。 夕飯の前に試してみた。
どうせいつもと結果は同じ、とそういう風に考えていたほうが、やっぱり陰性だったときの落ち込みがそれほどじゃないのも良くわかってる。
人ってそうやって知らず知らずのうちに自分を守るクセがつくものだ。

そして、結果。























ほらね、線が一本。
なんだかがっかり、というよりはホッとしたような複雑な気分。



ん?
う~ん、でもよく見ると線が二本あるようにも見えなくはない、よね。
ああ、これが陽性であってほしいと強く望むと、まぼろしの線を妖精が見せてくれる、っていうアレなのかな。


妖精が見せてくれている線。
うん?
見える見えるっていうか、左側の線が出てるよ、これ!!!

右側の線は比較するための線、重要なのは左側。
左の線がすごくはっきり出てる。

しばらくトイレの中でぼ~っとした。うれしいとかそういう感情はなく、ただこれが自分の身に起こっていることなのか、現実なのか、そんなことが頭に浮かんできた。

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2014年7月29日火曜日

陰性慣れ

妊娠検査薬を買ったのはいいけど、いつも陰性だった。

排卵検査薬なんていったい何本試したんだろう?
サンプルの写真のようになったことなんて一度もない。
ちょっと濃くなったかな、でも目の錯覚かもしれない。
陽性であってほしいと願うあまり、そう見えてしまったこともあった。
とにかく検査をすればいつも陰性だったから、こっちも慣れっこだった。
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妊娠検査薬を買ったあの日

アキちゃんとしゃべりまくったあの日の夕方、ちょっと買ってみようかな、と近所の薬局に入りました。 生理が2週間来ないこと、これまでにも何度もあった。 妊娠検査薬を試すのはもちろん初めてじゃない。 陰性だったこと、そのたびにちょっとがっかりしたこと、ちょっとどころか実はすごく落ち込んだこと、検査薬の箱を見てまた思い出してしまいました。 お店の中で手にしたのはこのピンクの箱。
2本入りで10ドルぐらいだった。 はあ、また10ドル無駄遣いしちゃった・・・と思いながら家に帰ったのでした。 人気ブログランキングへ

2014年7月28日月曜日

親友のアキちゃん 3

アキちゃんは日本で数年働いたあと、またアメリカに戻ってきたのです。
今度は働けるビザと共に。

ずっと想いを寄せていた彼はその後、仕事の関係で他州に引っ越してしまったそう。
共通の友達も多いので、連絡を取ろうと思えば取れるけど、いい思い出のまま次に進むアキちゃんを私は今でもずっと応援してるよ。

そんなアキちゃんは私の家から車で1時間ぐらいのところに住んでいるけどお互いに仕事もあるし、学生時代のようにしょっちゅうは会えない。FBとかメールとか電話で近況を報告しあって、都合を合わせてたまにお茶したりの関係だけど、今でもアキちゃんは私にとってとても大事な存在です。

ところで30代後半になった私にもう誰も「赤ちゃんは?」と聞かなくなったのに、アキちゃんは会うたびに「今度ガンバに会うときは赤ちゃんの報告があるような気がするんだよね」といつも言っていました。遠慮せずに思っていることを正直に話してくれるアキちゃん。だから私もいつも「いまんとこ、まだその報告はできないね。次回会うときまでお楽しみ。」なんて言えてたんだ。

40歳になって3ヵ月が経とうしていたころ、アキちゃんと久しぶりに会ったときアキちゃんの結婚観のこと、仕事のことなどひとしきり話したあと、「赤ちゃんは?」という話題になり、「2週間生理が来てないんだけど、よくあることだから」と私は普通に話したっけ。

高校時代から生理不順で生理間隔もバラバラだから2週間遅れるなんてよくあること。今回もきっとそうだろうってあのときは思ってたのです。

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2014年7月26日土曜日

親友のアキちゃん 2

目に涙をいっぱい貯めて、アキちゃんは彼の前に立ちました。
そして右手を出した。

握手?
相変わらず恥ずかしがり屋の2人だなあ~ってちょっとほほえましく思いました。

でも・・・実は彼にこう言ったのです。



Can I give you a hug? (ぎゅってしてもいい?)



アメリカ人なんてしょっちゅうハグしてる。恋人同士も友達同士も親子でも。
でもこのハグは特別なハグでした。



こうしてアキちゃんは日本へ帰りました。
彼とのステキな思い出と共に。

そしてその数年後、アキちゃんはアメリカに戻って来ました。今度は永住する覚悟で。

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2014年7月25日金曜日

親友のアキちゃん 1

アキちゃん、というのは仮名です。でも確かに存在する私の大事な大事な友達のこと。

私が右も左も分からずアメリカに来たばかりのころ、知り合いを通じて知り合ったのがアキちゃん。当時州立大学に通う学生でした。日本で高校を卒業し就職、お金を貯めてアメリカの大学に進学した努力家です。

私は語学学校に通っていて、クラスメートは日本人ばかり。日本人と一緒にいるのはラクだけど世界は広がりません。

留学先で日本人と友達になることを否定しているわけではありません。私にはいまでもとっても親しくしている友人が何人かいて、留学しなかったら絶対に出会えなかった素敵な人たちばかりです。

当時アキちゃんは州立大学の学生で26歳、学内のインターナショナルクラブというサークルのメンバーであり、クリスチャンなので学校の近くの教会に通っていました。だからアメリカ人の友達や知り合いがとても多かった。部外者の私をよく誘ってくれました。私はそこで恋愛対象となる相手は見つからなかったけど、アキちゃんには好きな人がいた。彼の気持ちは分からない。たくさんいる仲間の1人としか見ていないのかもしれないし、ちょっとは意識しているのかもしれない。私も遠くから彼の様子やアキちゃんと一緒にいるときの彼の表情なんかを観察していたけど、アメリカ人にしては大人しい落ち着いた性格のようで、ついに彼の気持ちは分からなかったのです。

そしてアキちゃんは卒業を迎え、日本へ帰ることにしました。
私の前ではいつも元気なアキちゃんだったけど、いっぱい泣いたと思う。

アキちゃんがいよいよアメリカを発つその前日、仲間が集まってお別れ会を開きました。私はアキちゃんのカメラマンとしてパシャパシャ写真を撮りました。当時はデジカメなんてなかったから、今よりは慎重になるべくいい表情の写真を撮ろうとがんばっていました。アキちゃんと彼のツーショットも撮りたい・・・。

彼は1時間半遅れてやってきました。もう来ないんじゃないかって不安だったので私もすごくうれしかった。そして彼の腕を引っ張り、恥ずかしがるアキちゃんの隣に立たせて写真を撮りました。デジカメじゃなかった時代。出来上がるまでどんな写真になるのか、ちゃんと目は開いてるか、ボケてないか分からない。

でもいい表情の写真だった。

お別れ会も5時間を越えてそろそろ帰り出す人も出て来ました。そして彼もなんとなく帰るのかな、といった様子を見せ始め、私は彼にもう少しここに残っていてほしいと言おうと思ったとき、アキちゃんが彼の前に立ったのです。

ちょっと長くなったので続く。

2014年7月23日水曜日

実はずっと赤ちゃん待ちだった・・・

40歳で出産。
40歳といっても、あと3週間で41歳の誕生日を迎える、ぎりぎりの40歳。
結婚は32歳のとき。平均よりは遅いけど周りには30代で結婚する人も多かったし、何よりこれが私の、私だけ(&私の夫)のタイミングだったのです。

人と比べるものじゃない、自分は自分。ずっとそう思ってた。

車の免許を取ったのは25歳。コンタクトレンズデビューは27歳のとき。

いろんなことが遅かったので、子供を授かるのもちょっと遅いだけ。
いつかはお母さんになれるはず。

「子供は?」の質問には、ずっとずっとずっと

「まだなんです。」って答えてた。
35歳のときも、39歳のときも。

この「まだ」っていう言葉、結構強力だったりする。「意図的に持たないわけじゃない」でも「できない」・・・。
これ以上突っ込んでくる人はいなかった。

年齢のこともあるし、もちろん焦った。このまま子供を持たない人生なのかもしれない。そういう運命なら受け止めよう、受け止めなきゃ、とも思った。ちょっとストレスも溜まった。

40歳の誕生日を迎えたとき、ついにこの質問をする人は私の周りからはいなくなった。
1つ年下の長年の友達、アキちゃんを除いて。

2014年7月22日火曜日

アメリカで高齢出産

初めまして。
高齢出産ママのガンバです。
40歳と11ヶ月で初めて出産しました。場所はアメリカです。
娘の名前はエリン。

高齢妊娠&出産のこと
アメリカの子育てのこと
エリンとの毎日など、思いつくままにいろいろ書いていきます。

どうぞよろしくお願いします。